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発行 · 雑学書庫 別館
ハングル創製の原理、文字の形は何をかたどったのでしょう?
意味を描いた絵ではなく、音が出る場所を写し取った文字です。

ㄱを覚える前に、舌の付け根を喉のほうに一度当ててみてください。ふさがる場所が文字に似ています。ハングルは意味を描いた絵ではなく、音が出る場所を写し取った文字です。
子音は口の形です
ㄱは、舌の付け根が喉をふさぐ形です。ㄴは舌が上の歯茎に触れる形、ㅁは唇、ㅅは歯、ㅇは喉です。『訓民正音』解例本は、このように発音する場所をかたどって、五つの基本子音を作ったと説明しています。
音が強ければ画を加えました。ㄱに画を加えるとㅋ、ㄴからㄷ・ㅌへとつながる、といった具合です。濃音も似た方式で分かれます。だから基本子音は、覚える前に口のほうが知っているようなものです。「文字は意味を描く」とだけ考えると混乱しやすいのですが、子音では意味よりも音を出す場所が先にあります。鏡の前でㄱ・ㅁを発音してみると、その違いがすぐに感じられます。
母音は点と線
母音の材料は三つでした。天は点(ㆍ)、地は横画(ㅡ)、人は縦画(ㅣ)。かつて点のように見えたものの多くは、今では短い画になっています。
ㅏは人の隣に天、ㅗは地の上に天です。言葉だけ聞くと哲学のようですが、その結果は実用的です。少ない形で、話し言葉の音をほぼすべて書き表せます。「漢字は意味を表し、ハングルは音だけを表す」という言い方も、半分だけ正しいのです。ハングルは音を出す場所を描き、その音が集まって意味を書き表すことになります。子音と母音を上下に組み合わせる方式も、少ない部品で多くの音を作る設計につながっています。
創製から頒布までの間
『世宗実録』には、1443年(癸亥)に28文字を作り、1446年に『訓民正音』を刊行したとあります。創製と頒布の間には、解例をまとめる時間がありました。「一朝一夕に文字が完成した」というより、作って磨き上げ、説明書を添えた過程に近いのです。
日常では、ㄱ・ㄴ・ㅁを発音するときに、舌と唇に一度触れてみるだけで十分です。「覚える記号」ではなく「口がすること」として見ると、文字がずっと身近に感じられます。スマートフォンのキーボードも同じ形を使っているので、文字を打つたびにその原理が手に残っています。子どもに教えるときも、先に形を見せると、ずっと覚えやすくなります。
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ハングルの子音は音を出す口の形で、母音は点・横画・縦画を組み合わせた文字です。
まとめ・参考メモ · 『訓民正音』解例本・『世宗実録』. 基本子音は発音する場所をかたどり、母音は天・地・人で説明されています。創製が1443年、頒布が1446年というのは、『世宗実録』の記録です。
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