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発行 · 雑学書庫 別館
2100年はうるう年ではないそうですが、うるう年はなぜ生まれたのでしょうか?
暦は365マスですが、季節はそのマスにぴったり収まりません。

暦は普通365マスですが、季節がひと巡りするには約365.2422日かかります。毎年0.24日ほど余るのです。そのままにしておくと、暦の上で春が少しずつずれていきます。そこで、集めた端数を一日として加えるルールが生まれました。
四日でほぼ一日
0.24日を四回集めると、ほぼ一日になります。そこで、4年ごとに2月29日を加えます。毎年余った端数を四年分集めて、一日にするのです。「うるう年は運のよい年」という言い方は、名前から来た誤解に近く、実際には暦を季節に合わせるための補正です。運ではなく、地球が太陽の周りを回る時間と一日の長さがぴったり合わないために生まれた調整なのです。
問題は「ほぼ」という言葉です。4年ごとに丸一日を加えると、実際より少し多く加えることになります。それが百年単位で積み重なると、季節の始まりがずれてしまいます。1900年をうるう年にしていたら、春が少しずつずれていたでしょう。
100年は除き、400年は
そこで、もう一つルールがあります。100で割り切れる年は、うるう年ではありません。ただし、400でも割り切れれば、再びうるう年になります。これが、現在ほとんどの国で使われているグレゴリオ暦のルールです。400年間にうるう年を97回設けて、平均の長さを約365.2425日に合わせています。
2000年はうるう年でしたが、1900年は違いました。2100年も100でしか割り切れないため、平年です。2024年に一日を加え、次は2028年で、2026年はその補正をお休みする年です。「4の倍数の年はすべてうるう年」とだけ覚えると、2100年で混乱しやすくなります。
カレンダーアプリで見ると
スマートフォンのカレンダーで、2月が29日で終わる年と28日で終わる年を比べると、このルールがすぐにわかります。誕生日や記念日が2月29日の人は、平年には普通、2月28日や3月1日に祝うといった形で調整します。契約書や試験日程のように「毎年同じ日付」が重要な予定も、うるう年かどうかを改めて確認するほうが安心です。
うるう年を単に「特別な年」として覚えるより、季節と暦を近づけておくための道具と考えると、理解しやすくなります。暦は自然をそのまま写したものではなく、季節に近づけて定めた取り決めなのです。
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4年ごとに一日を加えます。100で割り切れる年は除き、400で割り切れる年は再び加えます。
まとめ・参考メモ · うるう年のルール. 季節がひと巡りするには約365.2422日かかります。4・100・400年のルールは、グレゴリオ暦で使われている補正です。
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