第107号技術4分閲覧 26
発行 · 雑学書庫 別館
消音にしているのに、朝のアラームだけ鳴るのはなぜ?
消音・おやすみモードと朝のアラームが、同じスイッチで切り替わらない理由を見ていきましょう。
消音に設定したスマートフォンでも、朝のアラームはたいていそのまま鳴ります。故障ではなく、電話・通知の音とアラームの音を、初めから別の経路に分けた設計なのです。だから、隣の席で鳴る通知音は抑えながら、起きる時刻だけは別に守ることができます。
音の経路は一本ではありません
電話の着信音、メッセージの通知音、動画の音、アラームは、すべて一緒に大きくなったり小さくなったりするわけではありません。スマートフォンは、音の種類ごとに音量を記憶しています。側面のボタンを押したときに何が変わるかも、そのとき再生している音によって異なります。音楽を聴きながら押すとメディアの音量が、何も再生せずに押すと着信音・通知音の音量が変わる、といった具合です。消音スイッチやおやすみモードは、主に着信音と通知音を抑える仕組みです。時計アプリのアラームは、そのフィルターの対象外にしていることがよくあります。起きるための音は、一時的な静けさよりも優先するということです。
標準の時計アプリのアラームは、例外になることがよくあります
iPhoneの標準の時計アプリのアラームは、消音スイッチを下げていても、おやすみモード・集中モードをオンにしていても鳴ると案内されています。集中モードはアプリの通知を選別するものに近く、時計のアラームとは経路を分けてあるのです。Androidも同様です。サイレントモードの設定には、アラームを許可する項目が別にあり、「アラームのみ」モードのように、アラームは残してほかだけをオフにする選択肢もあります。反対に、「完全なサイレント」のようにアラームまで遮断するモードを選ぶと、朝も静かなままになることがあります。機種やバージョンによって名称や場所が少し異なるので、サイレントモードの例外リストでアラームがオンになっているか、一度確認しておくと安心です。
よくある誤解と確認するポイント
よくある誤解は、「消音ならすべての音がオフになる」と思い込むことです。実際にオフになるのは、たいてい着信音と通知音で、アラーム・タイマー・一部のリマインダーは例外として残ることがあります。一方、アラームが小さすぎるときは、消音のせいではなく、着信音・通知音用の音量スライダーがほとんど下がっている場合がよくあります。側面のボタンでは、メディアの音量だけが上がっていることもあります。もう一つ、他社製のアラームアプリは、標準の時計アプリと違って、おやすみモード・集中モードに遮断されることがあります。アプリの通知を別途許可しておかないと、朝に音が鳴らないことがあります。電源が切れていたり、バッテリーが完全に切れていたりすると、どのアラームも鳴りません。
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消音は主に着信音・通知音を抑え、標準の時計アプリのアラームは、それより優先する別の経路にしていることがよくあります。
まとめ・参考メモ · Appleサポート · Androidヘルプ. iPhoneの時計アラームは、消音・集中モードでも鳴ります(How-To Geek・Appleの案内の要約)。Androidのサイレントモードには、アラームの例外設定・「アラームのみ」・「完全なサイレント」があります(Googleヘルプ)。例外は機種やアプリによって異なります。
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