第38号暮らし3分閲覧 21
発行 · 雑学書庫 別館
枕を裏返すと、どうしてひんやりするのでしょう?
寝返りを打って枕を裏返すと、一瞬ひんやりします。新しい枕に変わったのでしょうか?
枕を裏返すと、急にひんやりします。新しい枕に変わったのではなく、顔が触れていなかった面がまだ冷めているからです。手の甲が先に、その温度の違いに気づかせてくれます。
触れていた面だけが温まります
体が枕に長く触れていると、その面だけに体温が伝わります。布は熱を長く保てないため、触れていなかった裏面は部屋の空気と同じくらいの温度のままです。
枕の中綿も、片側だけが押されて温まります。裏返した瞬間に頬や手が触れるのは、その冷めた表面です。同じ枕で、面だけが変わったというわけです。手の甲が先に、その温度の違いに気づかせてくれます。枕カバーだけを触ってみても、片側はぬるく、もう片側はひんやりしています。
ひんやり感を生み出しているわけではありません
よくある誤解は、「裏返した面が自らひんやり感を生み出している」とか、「裏側には違う詰め方で綿が入っている」というものです。実際には、その面はただ、まだ室温に近い温度のままでいるだけです。
金属が冷たく感じられるのとは違います。金属は熱をすばやく奪い、枕の布はゆっくりと熱をやり取りします。そのため、裏返した面のひんやり感は、「冷たさが新たに生まれた」というより、「まだ温まっていない」に近いのです。布が薄いほど、その感覚がはっきりすることが多くあります。厚手の冬用枕カバーでは、違いが小さいこともあります。
しばらくすると同じになります
そのひんやり感は長続きしません。再び頬をつけると、その面もすぐに温まります。夏の夜でも、冬の布団の中でも、同じ手触りがします。ひんやりする枕カバーや通気性のよい詰め物を使うと、最初の感覚がもう少し長く続くこともあります。
枕カバーを取り替えたように感じるのは、布が変わったからではなく、温度が変わったからです。ソファのクッションや座布団を一枚裏返しても同じように感じます。少しの間でもひんやりした面が欲しいときは、ちょっと裏返したり、通気性のよい枕カバーを使ったりする方法があります。一晩中寝返りを打つ理由は、まさにここにあります。
ちょっと裏返すだけでも十分です
一晩中、何度も裏返す必要はありません。顔が熱く感じられるときに一度裏返すだけでも、すぐにひんやりします。室温が高いと、裏面もすでにぬるくなっていて、違いが小さくなることがあります。そのときは、枕カバーを替えたり、しばらく枕を立てて空気が通るようにしたりするほうがよい場合もあります。
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裏返した面がひんやりするのは、まだ室温のままだからです。再び触れていると、すぐに同じ温度になります。
まとめ・参考メモ · 枕の熱伝達・皮膚の接触温度感覚. 体が触れていた面だけが温まり、裏面は室温のままです。裏返すと、その冷めた面がしばらくひんやりし、再び触れているとすぐに同じ温度になります。金属のように熱をすばやく奪う感覚とは違います。
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