第22号技術3分閲覧 24
発行 · 雑学書庫 別館
触っていないのにスマホの画面が勝手に明るくなります
布団の中から窓辺に移っただけなのに、触る前に画面が先に反応します。
暗い布団の中で見ていたスマートフォンを窓辺に持っていくと、画面が自然に明るくなります。触っていないので故障かと思いますが、スマートフォンが周囲の光を測って、自分で明るさを変えたのです。画面の上のほうのどこかに、その仕事を担う小さな部品が隠れています。
画面の上の小さな目が部屋の明るさを測ります
ほとんどのスマートフォンは、前面カメラの近くに照度センサーという、とても小さな部品を備えています。今、部屋がどれくらい明るいかを測り続ける役割です。
暗い場所では画面の明るさを下げてまぶしさを抑え、日光の入る場所では明るさを上げて文字を見やすくします。同じ明るさでも日差しの下では画面が見えにくくなるため、周囲に合わせて明るくするのです。iPhoneではこの機能を「明るさの自動調節」と呼び、Androidのスマートフォンでは通常、「明るさの自動調節」や「明るさの最適化」という名前で搭載しています。ですから、画面が自然に変わるのは、むしろ正常に動いているということです。
手で調節したことを覚える場合もあります
自動で調節された明るさを手で少し下げると、一部のスマートフォンはその選択を覚え、次に同じような光の環境になったとき、自動で明るさを控えめにします。Androidの明るさの自動調節が代表例です。そのため、最初の数日間はばらつきがあっても、だんだん自分の好みに近づいていきます。
指や厚いケース、浮いた保護フィルムでセンサーを覆うと、部屋が暗いと誤って読み取り、画面が急に暗くなることがあります。理由もなく暗くなったら、まず画面の上のほうを確認してみてください。トンネルやエレベーターに入ったとき、画面が一拍遅れて変わるのは、一瞬の影のたびに明るさがちらつかないよう、たいていは少し待ってから変えるためです。
混同しやすいこと
明るさの自動調節は、画面の色を黄色っぽくする夜間モードとは別の機能です。一方は明るさを、もう一方は色温度を変えます。
明るさの自動調節をオンにするとバッテリーの消耗が増えるのでは、という心配もありますが、暗い場所では明るさを下げてくれるので、むしろ節約につながるほうです。一方、スマートフォンが熱くなると、発熱を抑えるために画面を意図的に暗くすることもあります。こうしたときは、日陰でしばらく冷ませば大丈夫です。
明るさの自動調節をオフにしたい場合、iPhoneでは設定の「アクセシビリティ」にある「画面表示とテキストサイズ」から、Androidでは通常、ディスプレイ設定からオフにできます。
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画面が自然に明るくなるのは、前面の照度センサーが周囲の光を測り、明るさを調節したためです。
まとめ・参考メモ · Appleサポート · Androidヘルプ. Appleサポート:iPhoneの明るさの自動調節は、環境光センサーで画面の明るさを調節します。端末が熱くなりすぎると、画面が暗くなることがあります。Androidヘルプ:明るさの自動調節は、周囲の環境とユーザーによる調節をもとに明るさを合わせます。
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