第150号数字4分閲覧 13
発行 · 雑学書庫 別館
靴のサイズ250、何を測った数字?
靴そのものの長さではありません。国によって数字が違うのも、測る対象と単位が違うからです。
韓国の靴屋さんで「250ください」と言えば通じるこの数字は、靴そのものの長さではなく、その靴に合う足の長さです。単位はミリメートルなので、250はつま先からかかとまで250mm、つまり25cmの足に合わせた靴という意味です。同じ靴が国ごとにまったく違う数字で呼ばれるのも、何を測るかが違うからです。
250は足の長さです
韓国では足の長さをそのままミリメートルで書く方式を使っています。サイズはふつう5mm刻みで、245の次が250、その次が255です。数字を見るだけで自分の足が何センチなのかすぐわかるのが、この方式の長所です。
よくある誤解は、250の靴の内側の長さがちょうど250mmだと思うことです。実際には、靴の内側は指が動く余裕を持たせて足より少し長く作られています。その余裕をどれだけ取るかはブランドや靴の形によって違うので、同じ250でも、ゆったりした靴もあれば、きつい靴もあります。
アメリカとヨーロッパは別のものを測ります
アメリカのサイズはインチがもとになっています。1サイズごとに3分の1インチ、約8.5mmずつ大きくなり、昔のイギリスで大麦の粒3つを1インチとしていたことからこの刻みが生まれたという話が伝わっています。しかも男性用と女性用で始まりの位置が違うため、同じ8という数字でも男女で靴の長さが違います。
ヨーロッパの40や42といったサイズは、1サイズが3分の2cm、約6.7mmです。この方式は足ではなく靴を作る型の長さを測るので、数字をcmに直すと実際の足より長くなります。40は約26.7cmですが、ふつうは足の長さが25cm前後の人が履きます。
自分のサイズを正しく測るには
国別の換算表はあくまで目安です。測る対象も刻みも違うのでぴったりとは合わないため、海外の通販で買うときは、そのブランドが独自に出している足の長さの表を見るほうが正確です。
自分で測るときは、紙の上に立ってかかとを壁につけ、いちばん長い指の先に印をつけます。足は午後になるにつれて少しむくむので夕方ごろに測るのがよく、左右で長さが違う人も多いので、長いほうに合わせましょう。足の幅が広い人は、長さだけでなく幅もあわせて確かめる必要があります。
韓国の靴サイズ250は足の長さ250mmを意味し、アメリカやヨーロッパのサイズは単位も測る対象も違うので、換算表はあくまで目安です。
まとめ・参考メモ · 靴のサイズ体系(韓国mm・アメリカ・ヨーロッパ式). 韓国のmm表記はISO 9407モンドポイントと同じく足の長さが基準。大麦の粒の由来は言い伝えで、実際の寸法や余裕はブランドによって異なることがある。
確認クイズ