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発行 · 雑学書庫 別館
128GBのスマホ、使える容量はなぜ少ない?
箱に書かれた容量とスマホの設定画面の数字が違う二つの理由と、スマホを選ぶときに見るポイント
128GBのスマホを買って設定を開くと、最初からかなりの容量がすでに埋まっています。故障やごまかしではなく、容量の数え方が二通りあり、スマホを動かす基本のプログラムが先に場所を取るからです。
1GBの数え方は二通りあります
ストレージのメーカーは1GBをちょうど10億バイトとして計算します。そのため製品の箱や仕様には「1GBは10億バイトで、実際に使える容量はこれより少ない」という注記が付いています。一方、Windowsなど一部のOSは、2を30回掛けた1,073,741,824バイトを1GBと数えます。
同じ128GBのスマホをWindowsのパソコンにつなぐと約119GBと表示されるのはこのためです。1,280億バイトを10億で割れば128ですが、1,073,741,824で割ると119.2になります。容量が消えたのではなく、同じ量をより大きな物差しで測っただけです。最近のiPhoneは箱と同じ10億バイト方式で表示します。
OSが先に場所を取ります
スマホのストレージは買った日から空っぽではありません。スマホを起動して動かすOSと、電話・メッセージ・カメラなどの基本アプリが先に入っていて、ストレージを使える状態に整えるフォーマットにも少し容量が使われます。設定のストレージ画面で「システム」や「システムデータ」とまとめて表示される部分がこれに当たります。
この大きさは機種やOSのバージョンによって違うため、決まった数字では言えません。アップデートを入れると増えることもあり、一時ファイルが整理されると減ることもあります。そのため同じ128GBのスマホでも、人によって残りの容量が少しずつ違って見えます。
スマホを選ぶときはこう見ます
箱に書かれた容量をすべて使えると思われがちですが、写真やアプリに使える容量はそれよりかなり少ないと考えて選ぶほうが安心です。写真や動画をたくさん撮るなら、今使っているスマホのストレージ画面で写真・動画がどれくらい占めているかをまず確かめてみてください。
容量が足りないときは、長く使っていないアプリ、メッセージアプリにたまった動画、すでに別の場所にバックアップした写真から整理すると効果が大きいです。システムデータは利用者が自分で選んで消す項目ではないので、そこを減らそうとするより自分のファイルから見直すほうが早いです。
128GBは10億バイト単位で数えた値で、OSと基本アプリが先に場所を取るため、実際に使える容量は少なくなります。
まとめ・参考メモ · Appleサポート「Appleデバイスのストレージ容量の測定方法」. メーカーは1GBを10億バイト、一部のOSは1,073,741,824バイトと数えるという説明と、フォーマットやOSが容量を使うという説明に基づく。システムが占める大きさは機種・バージョンで異なります。
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